当会のワーキンググループである堺市が、2022年4月に国の脱炭素先行地域として選定されました。

脱炭素先行地域とは、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、民生部門（家庭部門及び業務その他部門）の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、日本全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域のことです。

堺市は2009年1月に政府より環境モデル都市に選定され、以降地球温暖化対策に率先して取組んでこられました。
2021年3月には、市長によるゼロカーボンシティ宣言の実施と併せ、新たに堺環境戦略を策定し、取組みのさらなる加速・拡大を図っていました。

この度、脱炭素先行地域として選定された背景として、以下の提案が高く評価されています。
　■泉北ニュータウンにおける府と連携した住宅の次世代ZEH（Net Zero Energy House）＋の導入
　■都心エリアにおける高層市庁舎のZEB（Net Zero Energy Building）化

【参考】
■環境省　脱炭素先行地域選定結果（第１回）について
　https://www.env.go.jp/press/110988.html
　https://www.env.go.jp/press/110988/117963.pdf
■堺市　お知らせ
　https://www.city.sakai.lg.jp/kurashi/gomi/ondanka/oshirase/76307520220425102854352.html