2025年6月6日(金)に、おおさかATCグリーンエコプラザ実行委員会主催で「カーボンニュートラル(SBT)・サーキュラーエコノミーセミナー」を開催しました。

会場には約35名の方にご参加頂き、リモートでは東京を初め全国各地から140名にご参加頂き、これから急速に重要度を増すサーキュラーエコノミーを自社として如何に取り組むかについてお話させていただきました。

温室効果ガス排出量のうち「資源循環が貢献できる余地がある部門由来の排出量」は約36％に上るとの試算もあり、「サーキュラーエコノミー（循環型経済、CE）社会への移行」が極めて重要になっています。
OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション「CEデザインプロジェクトチーム」では、“資源が当たり前に循環する”仕組み創りを目指しています。具体的には、
1．廃棄物を資源にする
2．使用後の用途を設計した商品開発の仕組みを創る
3．長く使い・捨てない仕組みをつくる

これらの取り組みは、「コスト高への対応策検討」「ライフスタイル提案」ともなります。
サーキュラーエコノミー実現に資する商品やサービスを提供すれば、脱炭素にも大きく貢献し、企業価値の向上に繋がります。

今回は、大阪府循環型社会推進室資源循環課 吉永課長から「サーキュラーエコノミーへの期待」と題して講演を頂きました。その後、OZCaFのサーキュラーデザインプロジェクトリーダー企業から上記のように、プロジェクトの取り組みについて説明をさせて頂きました。

また、OZCaFからはこうした取組と密接不可分であるカーボンニュートラル実現に不可欠な「CO2排出量の見える化・SBT取得の意義・重要性」についてご説明いたしました。

ご参加いただいた皆様には、終始熱心に耳を傾けていただき、誠にありがとうございました。