2024年10月23日（水）、豊中商工会議所主催の取引先から選ばれ続ける会社になる為の「脱炭素経営入門セミナー」が開催され、当会が講師として登壇いたしました。

脱炭素の取組を求める動きが広がりつつあり、サプライチェーンを通じて、中小企業にも取り組みが求められています。 また、国際的なイニシアチブSBT(Science-based Target、科学的根拠に基づく目標)」認定を取得し、自社をアピールする 日本の中小企業が増加しています。

そこで本セミナーでは、脱炭素経営やカーボンニュートラルに対するアプローチ方法について、環境省近畿地方環境事務所からグローバルな動き、国としての今後の施策概要をご説明頂き、大阪府からは、脱炭素化に向けた取り組み・施策・補助金について具体的に説明して頂きました。

当会からは、取引先から求められるCO2排出量を把握していただくことがまず基本であり、その上で急速に広まっている国際イニシアチブSBT認定取得の意義、重要性、効果などについて解説させていただきました。20名ほどの参加があり、大阪市内からの参加者も多く、脱炭素経営で悩んでいらっしゃる中、非常に熱心に講演を聴いて頂きました。

◆◇脱炭素経営入門セミナー◇◆
■日　時：2024年10月23日（水） 14:00～16:00
■場　所：豊中商工会議所　4階大会議室
■主　催：豊中商工会議所
■共　催：箕面商工会議所、能勢町商工会、豊能町商工会
■プログラム：
1.「最新の政策動向と中小企業に求められること」 　
　講師：環境省　近畿地方環境事務所
2.「大阪府の脱炭素に向けた取り組み」 　
　講師：大阪府環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課
3.「CO2排出量可視化・SBT認証取得の重要性について」 　
　講師：OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーション
4.「登壇者との名刺交換・個別相談会（希望者のみ）」

当会では、今後も各種団体等と連携をしながら、こうした場を活用して「SBT認証取得の重要性」や「CO2排出量の見える化の重要性」等脱炭素経営の重要性についての理解を広めて参ります。
SBT認定取得をお考えの企業担当者の方はぜひ当会までお問合せください。

＜参考＞
■SBTの概要等：グリーン・バリューチェーン・プラットフォーム
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/decarbonization_05.html