2023年12月13日（水）、岸和田商工会議所で岸和田商工会議所・泉佐野商工会議所・貝塚商工会議所主催の「中小企業のための脱炭素経営セミナー」が開催され、多くの事業者の方々にご参加を頂きました。

本セミナーでは、近畿経済産業局より「2050年カーボンニュートラルに向けた最新動向」について、大阪府 経営支援課より「脱炭素に関する新事業の取組事例」について、大阪府 脱炭素・エネルギー政策課より「中小企業の脱炭素経営を支援する大阪府の支援情報」についてご説明がありました。

当会からは『「CO2排出量の見える化の重要性」について』と題しまして、企業が設定するCO2排出量削減目標の国際的な認証制度である、SBT認定等の実例をふまえて、大企業だけでなく中小企業においても脱炭素経営に取組む意義やメリットについてお話しさせて頂きました。

＜SBTとは「Science Based Targets」（科学的根拠に基づく目標）の略称であり、パリ協定が求める水準と整合するCO2排出量の削減目標のことです。SBTに取組むことで、投資家・顧客・サプライヤー等の多様なステークホルダーに対して分かり易くアピールすることができます。＞

また、セミナーの中でCO2排出量の見える化・SBT認定への申請を手助けするOZCaF公認ツールとして、ファストカーボンの紹介もさせて頂きました。
講演終了後には、脱炭素に向けた取組を既に実施されている参加者の方からお声がけいただくなど、企業様の脱炭素に対する気運が高まっているのを感じました。

今後も、各種団体等と連携をしながら、脱炭素化に向けた取組みやCO2排出量の見える化の重要性についてお伝えし続けて参ります。