2023年3月2日（木）、当会のワーキンググループである枚方市が、府内初となる「空飛ぶクルマ」の飛行試験を行いました。

枚方市は2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、地域経済の活性化とまちへの愛着の向上を目的とする「ひらかた万博」と称する取組みを進めており、その一環として、万博開催後のレガシーも見据え、空飛ぶクルマの社会実装による市民の生活の質の向上や新たな事業分野の開拓を目指して取り組んでいます。

試験飛行は、岡山県倉敷市水島地区の航空・自動車関連企業などで組織する一般社団法人MASCと連携して行われ、府内を流れる淀川上空を無人飛行で行われました。
機体は2人乗りで、事前にプログラムされた飛行ルートや速度を自動で飛ぶ仕組みとなっており、この日は重さ80キロの荷物を載せて安全に飛行できるかを検証しました。
また、同日に「空飛ぶクルマがあるまち 枚方に向けたセミナー by ひらかた万博」が枚方市総合文化芸術センターで開催され、枚方市における空飛ぶクルマの社会受容性向上及び社会実装に向けて講演が行われました。

枚方市は、同市を拠点とした空飛ぶクルマの飛行ルート整備を検討しており、同市を大阪・関西万博の会場となる夢洲（ゆめしま）や、八尾空港がある八尾市と結ぶことで、観光客らを誘致することを目指しています。

〈イベント概要〉
https://drive.google.com/file/d/1SuVjjcHRxUsfr-n7vcVMNvKQcWzAfM3E/view?usp=sharing

〈参考〉
■日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF02A360S3A300C2000000/
■NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230302/2000071502.html